今回はラジオ番組に初めてメールを送る方や、まだ数回しか送ったことのない初心者の方へ向けての記事となります。
最初はいろいろと不安だと思います。
その不安を一つ一つ解消していき、ラジオ番組で読まれるようなメールが作れるようにしていきましょう!
メールの書き方を見直す
まずはメールの書き方の基本が間違っていないかを確認しましょう。
「これをミスっていたら採用されないよ」というポイントは、宛先(メールアドレス)と件名、あとはラジオネームの部分です。
『宛先』に書くメールアドレスが間違っていたら番組にメールが届きません。
自分でメールアドレスを直接打ち込むのではなく、番組ホームページや番組公式Twitterに書かれているメールアドレスをコピペすると間違う心配が無いです。
基本的にはメールを送ってから数分以内にエラーメッセージが返ってこなければ、メールは正常に番組に届いています。
『件名』を書かないと、何に対して送ったメールなのかがわかりません。
件名にはコーナー名を書くのが一般的です。
コーナー宛ではない、パーソナリティさんへのメッセージを送りたい場合は「ふつおた(普通のお便りの略)」と書きましょう。
『ラジオネーム』は放送禁止用語に注意しましょう。
ラジオ番組は公共の電波に乗っているものですから、いわゆる放送禁止用語を言ってしまったらアウトです。
ふざけすぎた下ネタラジオネームだと放送禁止用語に引っかかってしまう可能性がありますので、そういうラジオネームはつけないようにしましょう。
どんなに良いメールを送っても、ラジオネームが放送禁止用語だとメールを読むことができません。
【確認】自分のメールはしっかり使えますか?
最近は連絡手段としてLINEが一般的ですので、メールを使ったことがないという人も増えてきました。
そういう人の中にはメールをちゃんと使えていない人もいらっしゃいます。
よくあるのが、そもそも自分が使っているメールが「使えない状態になっていた」という場合です。
これは、メールに文章を打って送信ボタンを押したはずなのに、そもそも使えない状態だったから送れていなかったというものです。
まず根本的に自分のメールが使えているのか?確認するために、自分自身のメールアドレスにメールを送ってみてください。
その自分宛てへのメールを受信できればOKです。
逆に自分宛てへのメールが届かなかった場合は、そのメールが生きていない(稼働していない)状態にありますので設定などを見直してください。
やってはいけないルール違反
では、ここからは「これをやってしまうとルール違反でメールが読まれませんよ」というものを紹介していきます。
とはいえ、明確にラジオ業界で定められているメールのルールというものは存在しません。
いつの間にかエスカレーターの片側を空けるというルールが出来ていた、みたいなものだと思ってください。
【ダメ】同じメールを何回も送る
同じ内容のメールを何回も送るのはダメです。
ラジオのメールは1通ずつスタッフさんが読んで、実際に番組で採用するかを決めています。
それなのに同じメールを何回も送ったらスタッフさんとしも「これさっきも読んだわ!」となってしまい迷惑になります。
あまりにも同じメールを送る行為を繰り返していたら、あなたのメールアドレスをブロックしてしまう可能性すらあります。
ブロックされてしまえば送ってもメールは読まれないので、もうその番組であなたのメールは読まれることはありません。
こういう行為は迷惑になるのでやめましょう。
採用される不安になる気持ちはわかりますが、それが迷惑になってしまう可能性があります。
【ダメ】特定の企業や商品をバカにするようなメール
ラジオ番組というのは企業がスポンサーにつくことで出来ています。
スポンサーになってくれた企業は番組でCMを流し、自社の商品を宣伝しているわけです。
ラジオ番組はスポンサーがつかなければ続けることが出来ません。
ですので、今現在のスポンサーはもちろん、今後スポンサーになるかもしれない企業の悪口などは言わないようにしています。
そのような状況で、特定の企業の商品をちょっと茶化すような、バカにするようなメールを送っても採用されるわけがありません!
「昨日食べたカップラーメン、CMではこう言っていたのに実際に食べたらぜんぜん違かった!」とか、Twitterに書けばバズるかもしれませんけど、ラジオ番組ではこういう内容のメールは読まれません。
インターネット上で持て囃されるおもしろポイントと、ラジオで求められているおもしろポイントは違う、そこを理解しておきましょう。
採用されるメールは番組で読んで面白いメール
いろいろとラジオ番組に送るメールでやってはいけないこと、読まれない原因かも?ということを書いてきました。
しかし、ラジオ番組で読まれるメールは「おもしろい」ことが最も大事です。
そのメールを読んで番組のトークが盛り上がる、それが採用されるために必要なこととなります。
やってはいけないことを最低限理解できたら、あとは良いメールを書けるように他のリスナーさんのメールを研究していきましょう!
ラジオへのメール投稿において年間400採用を達成した、ただのラジオ好き(現・放送作家)がラジオ投稿のノウハウやコツなどを書いた記事をまとめたページです。ラジオへのメール投稿が初心者の人はもちろん、常連リスナーを目指す中級者の人にも役立つ情報が掲載されています。