【ラジオメール】ラジオのメール投稿初心者にありがちなこと!採用されるまでにしたことは?

 

「ラジオへのメール投稿シリーズ」、今回はメール投稿初心者にありがちなことを紹介していきます。

メール投稿を何年もやっている人にとっては”あるある”なことを書いていきますよ。

 

最初はぜんぜん採用されない!

ラジオを聴いていて「自分もメールを送ってみたい!」と思って実際にメールを送ります。

 

しかし、そのメールがいきなり採用されることはほぼ無いでしょう。

 

ラジオ番組には何千~何万のリスナーがいて、そのリスナーが一斉にメールを送ってくるわけですから競争率も高いです。

しかも、初めてメールを送るので放送で読まれるようなツボをついた文章にもなっていません。

誰もが最初の投稿でいきなりメールを読まれるようなことはありません!

 

 

私もラジオに投稿し始めたときは3ヶ月ほどまったく採用されない日々が続きました。

毎週月曜日に放送されていた藤井隆さんのオールナイトニッポンにハガキを送り続けて3ヶ月、計12回の放送で不採用が続いたということです。

その放送に向けて学校の授業中や通学中、いろいろな合間を見つけてはネタを考えて投稿したのに一切採用されませんでした。

 

「もしかしてちゃんと届いていないのでは?」そう思う時期もありました。

送っても読まれないんだから、もう諦めて投稿を辞めようと思いました。

 

それでも、せめて1回だけでも読まれたい!3ヶ月もがんばったんだし!というわけで投稿を続けました。

私のように何ヶ月も読まれない・・・は大げさかもしれませんが、最初に読まれるまでは誰もがこのような経験をしたのではないでしょうか?

 

 

「常連リスナーのメールばっかり贔屓されている」と思うようになる。

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どんなに送ってもなかなかメールは読まれません。

 

そのうち、番組を聴いているときに「自分のネタの方が面白いはずだ!常連リスナーのメールばっかり贔屓されておかしい!」と思うようになってきます。

 

これも、メール投稿をしていた人の半数くらいは陥る負の感情でしょう!

自分のネタを読まれたいがために、そのコーナーを研究すればするほど「なんで自分のネタが採用されないんだろ?面白いのに!」と思ってきます。

 

藤井隆さんのオールナイトニッポンでも常連リスナー(ハガキ職人)の方がいて、その人は1回の放送で何回も読まれていました。

その人のメールが読まれると私は「はいはい、これぐらいに抑え気味のネタの方が読まれるのね」とか上から目線になったりしていました。

そうなっちゃうと、もうそのリスナーさんのネタでは一切笑えなくなってきます。

ただの嫉妬なんですけどね!

 

もうですね、ここまで自分のメールが採用されないと番組を聴くのも苦痛になってきます!

 

毎週録音して聴いていた好きな番組が、どんどん嫌いになってくるんです。

週に1度の楽しみが楽しみではなくなってくる、これほど精神的にツライことはありません。

失恋みたいなものです、楽しい日々が一気に目の前から消えてしまいます。

 

初めて自分のメールが読まれたときの感動!

それでも諦めずに投稿を続けていくと、あるとき急に自分のネタが番組の中で読まれます!

 

「ラジオネーム〇〇〇〇」と呼ばれるんです!

このときの心臓の鼓動、驚き、嬉しさ、それもうとんでもないです!

頭から脳汁ドバドバ出てきます!

 

私はこのとき、眠い目をこすりながらも生放送をがんばって起きて聴いていましたが、もう夜中に30分くらいずっとガッツポーズですよ!

ベッドから起き上がって、なにかの大会で優勝したかのようなガッツポーズですよ!

 

この瞬間が忘れられず、私は今後10年くらいラジオへのメール投稿を続けることになり、そして今や放送作家という仕事に就くまでになってしまいました。

たった1回、ラジオ番組で自分のネタが読まれただけ、その感動が一人の男の人生を変えてくれました!

それほどラジオでメールが読まれる感動、というのは凄いものだと思っています!

 

 

この感動をぜひともラジオを聴いている人に味わってもらいたい!

そう思って、ラジオへのメール投稿のノウハウなどをこのブログで書くようになったわけです。

 

ラジオへのメール投稿 完全解説記事一覧
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ラジオへのメール投稿において年間400採用を達成した、ただのラジオ好き(現・放送作家)がラジオ投稿のノウハウやコツなどを書いた記事をまとめたページです。ラジオへのメール投稿が初心者の人はもちろん、常連リスナーを目指す中級者の人にも役立つ情報が掲載されています。

 

最初に数回は採用されるけど、その後再び採用されない時期が来る!

最初に1回採用された私でしたが、それ以降また採用されない時期が続きました。

 

それもそのはず、どんなメールが採用されやすいのか?ということをほとんど理解していなかったから!

 

ただただ「自分が面白いと思うネタ」を送っていただけで、たまたま1回採用されただけだったのです。

そりゃ人間、何ヶ月もやっていれば奇跡的に他人を笑わせるタイミングが1回くらいはくるでしょう?

その偶然の1回だけで、それ以降も自分のネタが採用され続ける保証はどこにもないのです。

 

 

しかし、1回でも採用されれば脳汁ドバドバの感覚を忘れられずに投稿を続けられるようになっています。

パチンコとかのギャンブルと同じですね!

1回の大当たりに味をしめて辞められなくなっちゃうやつ。

 

番組で自分のネタが読まれなくても、どこかで「そろそろ読まれるはず!」と前向きな気持ちの状況が続きます。

こういう前向きな気持ちになってくると良いネタが書けるのか、徐々に採用回数が増えていきます!

3ヶ月に1回だった採用確率が、1ヶ月に1回・・・2週間に1回・・・どんどん採用されるようになってきます!

 

ここまでくると、番組で読まれやすいネタを無意識で書けるようになっているので、思いつくアイディアが全て採用されやすいものになっています。

ゾーンに入った状態です!

1回の放送で2回、3回と複数のネタを読まれる日も出てきます!

 

いわゆる常連リスナーの仲間入りです!

でも、こうなってくると不採用だった週にめちゃくちゃ落ち込むようになってくるんですけどね!

 

 

ある程度読まれるようになってくると、今度は反応が気になってくる

最初はただ番組内で自分のメールが読まれることで満足でしたが、何回も読まれてくると「パーソナリティさんが笑ってくれた!」とか「今のネタがウケがイマイチだったなぁ・・・」と反応が気になってきます。

 

自分のメールが読まれるのは当たり前、今度は自分のネタがどう読まれるかで喜びが変わってきます。

 

自分のネタが読まれても反応がイマイチだと落ち込みます、投稿を辞めたくなります。

でも、もう投稿にハマっているので辞めらず、結局次の週も送って、採用されて、また反応がイマイチで落ち込むループです。

 

そうなってくると今度は「メールを選んでいる作家さんが悪い!」と思うようになってきます。

人間というのは嫌な生き物ですね!

自分で送っておいて「選ぶ作家さんが悪い」と思うんですから。

 

でも徐々に反応が良いメールを送れるようになってくると、選んでくれた作家さんに感謝するようになってくるでしょう!

私はラジオ投稿を通じて作家さんの仕事を知り、そして自分も放送作家を目指すようになりました!

 

 

まとめ

というわけで「ラジオのメール投稿初心者あるある」を、初めてメールが採用されてから常連リスナーになるまで書いてみました。

たぶん、多くの人が最初の数ヶ月はこのような感情のバイオリズムなのではないでしょうか?

これから投稿しようという人の参考になればと思います。

 

大丈夫です、みんなこういう経験してるのです!