高速道路の事故情報などをリアルタイムで聞く方法として「ハイウェイラジオを聞く」というのが一般的です。
しかし、ハイウェイラジオはカーラジオでしか聞くことができません!
ハイウェイラジオはインターチェンジやジャンクション、サービスエリアの手前といった特定の区間でAMラジオを1620kHzに合わせると聞けます。
とはいえ、ドライバーは毎回カーラジオを操作するという動作が必要になってしまうため、あまり利用していない人も多いでしょう。
操作不要のアプリ「みちラジ」
中日本高速道路(NEXCO中日本)は1月27日、ハイウェイラジオで提供している交通情報をスマートフォンで聞けるスマートフォンアプリ「みちラジ」(iOS、Android)を2月1日に公開すると発表した。
このように、ハイウェイラジオがアプリでも配信されることになりました。
アプリ名は「みちラジ」で、iPhoneでもAndroidでも利用することができます。
道路交通法により運転者が携帯電話を使うことは原則禁じられていますが、このアプリは出発前に起動すればバックグランドでも作動が続くため、走行中は画面操作が一切不要です。従来のハイウェイラジオは進行方向以外の情報も流れますが、「みちラジ」は進行方向に応じた情報のみが提供されます。日本語のほか、英語、中国語(簡体字)、韓国語にも対応しています。
「みちラジ」の機能としては、高速道路を走行中にスマホの位置情報をもとに交通情報を知らせてくれるとのこと。
あらかじめ設定したスマートフォンに渋滞や事故、通行止めの情報、所要時間情報などを音声でプッシュ通知してくれるため、ドライバーはいちいちスマホを操作する必要がありません!
サービスは、東名高速の東京IC~御殿場IC間、新東名高速の海老名南JCT~伊勢原JCT間、中央道の高井戸IC~大月JCT間、圏央道の海老名南JCT~八王子JCT間で運用を開始し、NEXCO中日本管内全域に展開される予定です。
今後はアプリでハイウェイラジオを聞ける範囲がどんどんと広まっていく予定です。
いずれは全国のハイウェイラジオがアプリで聞くことができるようになるでしょう。