ムービーシーン解説
前の戦闘で戦死したはずのコープの思念が、なぜかレックスの脳内に直接語りかけてきます。しかし、コープ自身も現状を正しく把握できておらず、自分がコープという名前であったかどうかも曖昧な状態でした。
コープは、歩くべき大地も残りの人生も、形ある肉体すらも失ったと自覚しています。空の果てまで登りつめれば消えて自由になれるような感覚を抱きながらも、まだやり残したことがあるという思いから、この場に留まり続けていました。死んだはずのコープが何を求めてレックスの意識へ語りかけているのか、その理由は定かではありません。
コープの思念が交錯する中、空母の艦内では食料配給を待つ人々が列を作っています。FCUの人々が追い詰められていることがわかります。
母艦である空母エンデュランスの航空部隊も、度重なる激戦で壊滅寸前に追い込まれていました。2週間前には4個飛行隊が存在していましたが、現在の戦力は2個小隊にまで激減しています。
そうした状況下でレックスは、母艦の前方航路を警戒するため、自らの編隊を率いて発艦します。
ミッション中のストーリー
空母エンデュランスが目指していた目的地は、中立国であるサンサルバシオンのメリトン海軍基地でした。
前方に広がる陸地が中立地帯のサンサルバシオンであると知ったターシャは、張り詰めていた緊張を緩めます。元はアクロバットチームのパイロットだったターシャは、大気の熱上昇や空気の流れを捉え、ロールや宙返りを繰り返す自由な曲技飛行を始めました。
大学で教鞭を執っていた経歴を持つバクスターは、感覚のまま奔放に飛ぶターシャに対し、教員らしい軽口を交えて編隊へ戻るよう促します。そしてコスターは、危うげなターシャの背後をカバーする役目に徹していました。
港が間近に見え始めたところで、空母エンデュランスはFCU海軍の所属として入港許可を要請します。
しかし、メリトン基地の担当官は入港を拒絶します。FCUは領土を構成していた各地域が次々と分離独立しており、すでに国家としての実体を失って崩壊していると指摘されました。サンサルバシオン側からは、今はどこの自治共和国に属しているのかと問い詰められ、外務省でも艦籍の確認が取れないと突き放されます。
さらにサンサルバシオンは、自国がソトアの次の侵攻対象になることを恐れており、国境監視機を展開して厳戒態勢を敷いていました。自国の安全を最優先とするサンサルバシオンにとって、後ろ盾を失った軍艦を受け入れる余地はなく、空母エンデュランスは海上に置き去りにされます。
入港を阻まれた空母エンデュランスは、サンサルバシオン沖を離れて西方にあるデルファイムへ向かうため、進路を変更することを決めます。
その移動の最中、低速で飛行する不審な機体を探知しました。艦隊の後方を尾行していたのはドローンでした。艦隊の位置情報を持ち帰られるのを防ぐため、上空のレックスたちに対してドローンの撃墜命令が下されます。
このドローンは正規軍のものか、あるいはソトア側についた分離独立派の機体であると見られており、孤立無援となった艦隊に新たな危機の影が忍び寄っていました。
補足&注目ポイント
補足情報
- サンサルバシオンは過去に2度、隣国のエルジアから攻撃された経験があるため、他国からの介入にはかなり慎重になっていると思われる。
気になるポイント
- 戦死したはずのコープの思念がなぜ主人公の脳内に語りかけてきているのか?
- ソトアだけではなく、FCUから独立しようとする小規模国家も敵となりそう。




