ムービーシーン解説
作戦の全体会議では、ホワイトバレーで魚の缶詰工場に偽装された施設において、対陸上戦艦用の新兵器を極秘製造しているという情報が共有されました。この兵器は戦局を大きく覆す可能性を秘めているため、ソトア軍に存在を悟られないよう近郊の敵を一掃することが表向きの任務として言い渡されます。
しかし全体ブリーフィング終了後、ジョーカー隊の隊員たちだけがその場に残されました。前回の作戦で飛行場に大穴を開けたことへの説教という名目で残されたレックスたちに対し、真の作戦目標が明かされます。実際の攻撃対象はフェイスパーク峡谷にある敵の補給基地でした。この基地は西へ移動中であるソトア軍の陸上戦艦1番艦へ物資を供給する最重要兵站拠点であり、ここを急襲して補給路を断つことこそが、陸上戦艦の弱体化を狙う真の作戦でした。
ミッション中のストーリー
フェイスパーク基地には、太陽光発電施設、物資輸送用の飛行場、弾薬貯蔵庫、石油精製プラントなど、前線への供給を支える中枢施設が集中していました。作戦区域に到達したレックスたちは、各エリアの攻略を開始します。
レックスたちは山肌の坑道や横穴式の倉庫に配置された弾薬庫、対空火器を的確に排除していきます。石油精製プラント周辺では待ち構えていた2隻の陸上イージス艦から自爆ドローンやミサイルによる猛烈な反撃を受けますが、ジョーカー隊は燃料タンクの爆発を利用して施設一帯を焼き払い、陸上イージス艦を無力化して石油プラントをほぼ壊滅に追い込みました。
なお、戦闘の途中でレーダーが通常では考えられない超高速で空域外へ離脱する大型機を捉えましたが、作戦への直接の影響はないと判断され、基地への攻撃はそのまま続行されました。
戦闘の最中、ターシャはホワイトバレーでクイーン隊が哨戒を行っている理由について触れ、「缶詰工場に新兵器を隠す作戦を敵は気づかないだろう」と口にします。これに対してバクスターは「お前…」となにかを口ごもります。
制限時刻を迎えるまでに主要施設はすべて破壊され、フェイスパーク基地は壊滅。これによりソトア軍の陸上戦艦1番艦に対する補給線は完全に断ち切られ、作戦は大成功を収めました。
帰途につく中、コスターは愛聴するロックバンド「パープルマジック」の緊急配信に間に合うと安堵の息を漏らします。空で戦う孤独を歌い上げるその音楽に深い共感を覚えていること、そして若い人々がやりたいことを自由にできる日常を守りたいという自らの胸の内を明かしました。レックスもその想いを静かに受け止め、自分たちにできる戦いを続ける意志を新たにしました。
今回の要点・伏線
今回の要点や補足
- 表向きはホワイトバレー近郊の陽動・哨戒任務と見せかけ、ジョーカー隊にのみ「フェイスパーク補給基地の急襲」が極秘裏に下命されました。基地の燃料プラントや弾薬庫、陸上イージス艦2隻を壊滅させたことで、西進中だったソトア軍の陸上戦艦1番艦に対する兵站網を完全に遮断することに成功しました。
- ホワイトバレー基地が破壊された際に「魚の加工工場しか残らなかった」とされていた場所が、実は対陸上戦艦用新兵器を秘密裏に製造するための偽装施設(缶詰工場)として活用されていたという事実が明らかになりました。
気になるポイント
- 戦闘中に通常では考えられない猛スピードで空域外へ離脱していった大型機は一体何者だったのでしょうか。補給基地から飛び立ったソトア軍の新型機なのか、それとも戦局を左右する未知の戦略兵器なのか。
- 無線で缶詰工場と新兵器について悪気なく口にしたターシャに対し、バクスターが「お前…」と言葉を詰まらせた場面には引っかかるものがあります。単に「無線で最高機密を喋るな」と情報保全の甘さを呆れ混じりに咎めようとしただけなのか、それとも「新兵器の偽装工場」という情報自体に軍上層部の欺瞞(ソトアを釣るためのエサなど)があり、無邪気にそれを信じ切っているターシャに対して言えない何かを抱えているのか、バクスターの口ごもった反応が不穏な含みを感じさせます。



