【エースコンバット8】Episode03「Purple Magic Takes Flight(パープル・マジック、離陸せよ)」【ストーリー解説】

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本記事はMissionストーリーの重要ネタバレを含みます。未クリアの方は閲覧にご注意ください。

 

ムービーシーン解説

日時
2029年11月5日 9時43分
場所
ホワイトバレー基地
状況
ソトア軍からの攻撃を受けるホワイトバレー基地を守る。

北に位置するホワイトバレー基地は、氷に閉ざされ見放されていた土地でありながら、FCUに残された貴重な領土でした。空母エンデュランスはこの基地への合流を目指して航行してきました。

しかし、前日から基地方面へ向かっていたソトア軍の部隊が接近します。これまでに交戦してきた勢力はFCUから離脱した分離主義者たちでしたが、現れたのはかつてエンデュランスを攻撃したソトア軍の本隊でした。事態の急変により入港は中止され、迎撃のためにクイーン隊とジョーカー隊へ緊急発艦が命じられました。

 

ミッション中のストーリー

基地の湾口にあるレーダーサイトを守るため、防衛部隊はすぐさま迎撃にあたりました。一方で、基地の滑走路では友軍機が敵の攻撃や残骸に阻まれ、身動きが取れなくなっていました。その中で、パープルマジック隊のガーネットだけが単機で離陸に成功します。

 

コスターはかねてパープルマジックというバンドに夢中になっており、出撃中もその楽曲を機内で流すほどの大ファンでした。無線を通じて、離陸したガーネットがかつて音楽フェスで優勝した憧れのベーシスト本人であると知ったコスターは興奮を隠せませんでした。戦死者が出てバンドはすでに解散していましたが、憧れの人物が同じ空で孤軍奮闘している姿を見たコスターは、ガーネットの援護に向かいたいとレックスに強く申し出ます。

ガーネットはコスターの申し出を即興の演奏に例えて受け入れ、息の合った連携で滑走路周辺の敵を排除しました。コスターたちの援護によって地上に残されていた僚機も次々に空へ上がることができました。戦闘の合間にも、二人は無線越しに楽曲の話で打ち解け合い、音楽をきっかけとした強い信頼関係を築きました。

 

攻撃機を退けた直後、第2波として黒い機体で編成された敵部隊シャドウズが現れました。過去に別の小隊を全滅させた因縁の敵であり、かつてコープが率いていた頃は、互いをかばいながら必死に逃げ回ることしかできなかった恐るべき相手でした。

シャドウズの出現に対し、ターシャは「以前のように逃げるでいい?」とレックスに聞きます。しかし、今の隊長であるレックスは、逃げるのではなく真っ向から立ち向かう決断を下します。

レックスを信じたターシャは敵をかき乱す役割を引き受け、自ら標的となって敵を誘導しました。逃げるのではなく立ち向かい、敵を翻弄するという新たな戦い方を実践した結果、部隊はシャドウズを完全に撃滅しました。かつては逃げることしか許されなかった強敵を退けたこの勝利は、レックスが率いるジョーカー隊がソトア軍へ反撃の狼煙を上げた歴史的瞬間となりました。

 

ホワイトバレー基地の防衛には成功したものの、港湾施設は破壊され、拠点には魚の加工工場しか残りませんでした。さらに戦闘後に敵の通信を解析した結果、かつてコープが最も警戒していた影22の指揮官であるトプラクが、今回の戦場には現れていなかった事実が判明します。

撃墜された敵兵の通信には、過去にトプラクを手こずらせた相手を甘く見ていた言葉が残されており、本命であるトプラクを倒さない限り空の脅威は終わらないという現実を部隊は知ることになります。

 

その後、ソトア軍の進撃は中立国サンサルバシオンの国境付近で停止し、水面下で政府間交渉が模索され始めました。その隙にFCU軍司令部は、各地に散っていた戦力を北方スナイダーズトップ基地へ集結させます。呼びかけに応じた2個大隊2000名の兵力によって上陸部隊が編成され、奪われた首都シーヴの奪還作戦が動き出すことになりました。

 

補足&注目ポイント

補足情報

  • シャドウズとの空戦中に流れるBGMは、ソトア側の民族的なフレーズとFCU側のロック調ギターがまるで無線越しにセッションするかのように交互に主張し合います。パープルマジック(ロック)が戦況と同期し、最後は力強いギターソロで締めくくられる演出は、「FCUの反撃の狼煙」を音楽的にも象徴しています。
  • ターシャは軍人ではなく民間人パイロットであるため、人を直接手にかけるミサイル発射に心理的な抵抗を抱えています。コープが「十分に役立っている、それ以上を望むな」とレックスに語りかけているのは、彼女の民間人としての人間性を守るための配慮といえます。

 

今回の伏線

  • なぜ影22ことトプラクは今回来なかったのか?シャドウズの出現に怯えるターシャの反応を見る限り、部隊にとっては「シャドウズが現れた=影22がいる」というのが当たり前だったはずです。しかし、今回現れた部隊に影22=トプラクの姿はありませんでした。
  • FCUを壊滅寸前まで追い詰めていたソトア軍が、中立国サンサルバシオンの国境で突如進撃を止め、交渉を模索し始めたのも不可解です。そのまま一気に残存領土を飲み込めたはずの戦況で、あえて侵攻をストップさせた背景には、補給の限界なのか、それとも中立国を巡る政治的思惑があるのか、謎を残しています。

 


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