ムービーシーン解説
各地で孤立していた友軍部隊は、敵部隊の「悲鳴のような無線通信」を耳にしたことで互いの生存を知り、スナイダーズトップ基地へと集結を始めました。しかし合流が進む一方で、銃器や弾薬、戦闘機に搭載するミサイルや爆弾といった兵站物資の不足が極めて深刻な問題となっていました。
この物資不足を一挙に解決するため、ジェンキンス少佐の指揮のもと補給基地の奪取作戦が決行されることになります。標的となったのは、かつてFCU空軍の重要拠点であり、現在も大量の物資が保管されているドリンウィッチ飛行場です。作戦は、輸送ヘリで空輸した機械化部隊が南北のルートから挟撃して基地を占拠するというもので、戦闘機部隊にはヘリの護衛と、物資の誘爆や滑走路の破壊を避けながらの精密な対地支援が命じられました。
ミッション中のストーリー
進撃が始まると、南ルートを担当していたケイトたちのクイーン隊が多数の対空火器や敵戦闘機に捕捉され、激しい攻撃に晒されて追い詰められます。ケイトが自ら囮となって味方を守ろうとするほど状況は切迫し、無線越しに救援要請が響きました。
この窮地を知ったターシャは、命令を待つことなく南の救援へ向かう意思を示し、単機で持ち場を離脱して飛び出してしまいます。さらにコスターも、ターシャを一人で行かせるわけにはいかないと彼女の後を追いました。
独断行動をとる若手2人に対し、バクスターは苦言を呈しつつも、若いパイロットたちだけに危険な役目を背負わせるわけにはいかないと判断します。レックスとバクスターは担当していた北側の安全を急いで確保すると、独断専行した2人を追って南ルートへ急行しました。
先行したターシャとコスターは、激戦を繰り広げていたケイトたちのもとへ合流。敵機に背後を取られそうになる緊迫した状況の中、ターシャが鋭い左旋回で敵を引きつけ、コスターがその敵の背後へ回り込みました。2人の息の合った連携によって追尾していた敵機は撃墜され、クイーン隊の危機は見事に回避されます。
追いついたレックスたちの加勢もあり、南ルートの敵はすべて排除されました。軍規を無視したスタンドプレーではあったものの、若手2人が見せた広い視野と互いを信頼したコンビネーションは、周囲からも確かな実力として認められることになります。
護衛を終えた輸送ヘリは基地の降着地点へと到達し、地上部隊の突入が始まりました。上空からの航空支援を受けながら進む地上部隊は、敵の車両を奪って進軍の足掛かりとし、基地の要所を確保していきます。激しい抵抗を退けて航空司令所を制圧した部隊は、敵の司令官を拘束。無益な殺傷を避けて将来的な捕虜交換に活用するため、生かして捕虜として収容することになりました。
制圧が進む基地では、燃料や弾薬を満載した敵の輸送機が脱出を図り、さらに大型ドローンが出現するという不測の事態が発生します。物資の誘爆を防ぐため慎重な対応が求められる中、ジョーカー隊が大型ドローンを撃墜。しかし、制御を失ったドローンがそのまま輸送機に激突し、輸送機は大爆発を起こしてしまいます。物資を傷つけない方針だったため、地上部隊やクイーン隊からは苦言が呈されることとなりました。
それでも最終的に、ドリンウィッチ飛行場に保管されていた大量の燃料や弾薬、火砲、医薬品、そして戦闘機用のミサイルや爆弾は無事に友軍によって接収されました。軍が直面していた深刻な兵站不足は完全に解消され、次の反撃に向けた基盤が整うこととなりました。
今回の要点・伏線
今回のストーリー要点
- 孤立していた友軍が合流したことで極度の物資不足に陥っていたFCU軍は、かつての自軍重要拠点であるドリンウィッチ飛行場を急襲し、大量の燃料・弾薬・戦闘機用兵装の接収に成功して兵站危機を脱した。
- 南ルートで窮地に陥ったクイーン隊を救うため、ターシャとコスターが命令を無視して独断で急行。ターシャが敵機を引きつけ、コスターが背後から撃破するという絶妙な連携を見せ、ピンチを切り抜けた。
気になるポイント
- 前回の戦闘で「まだミサイルを撃てない」とされていた民間人パイロットのターシャですが、今回も自ら敵を撃破するのではなく、アクロバット仕込みの旋回技術を活かして敵を引きつける「囮役」に徹していました。命を奪うことへの忌避感を抱えたまま、持ち前の技量を味方の援護という形で最大限に発揮している点が印象的です。
- ドリンウィッチ飛行場の奪還によって弾薬やミサイルなどの兵站問題が一挙に解決したことで、前回失敗に終わった首都シーヴ奪還や、西方へ移動した陸上戦艦への対抗など、FCU軍が次なる本格的な大反攻作戦へ打って出る準備が整ったと言えます。




